駐車場経営の確定申告について

確定申告

駐車場経営をするとなると、少しずつとはいえ確実に利益が生まれてきます。
特に立地が良い場所であれば多くの人が利用することが予想されますので、予想以上にもうけを得ることができたという人も多いでしょう。
ではこの駐車場経営、出た利益に関する税金の支払いはどうなるのでしょうか?

 

通常会社勤めであれば、毎月の給料から所得税というものが引かれています。

これがいわゆる税金というものですが、駐車場経営は誰かに言われてしているわけではないと思うので、生まれた利益はそのまま経営者が受け取れます。

利益が発生しているとなれば、その利益にかかる税金を払わなければいけません。
毎年2月中旬から3月中旬ごろまでに行われる確定申告にて利益を計上し、それで発生する税金を払えば問題ありませんよ。

 

駐車場経営で生まれた利益の税金は確定申告にて払うことができます。
しかし本業が会社勤めという人は、確定申告ってなに?という状態ですよね。
確定申告とは何らかの事業で利益を得た人が行うものです。

一年分の利益をまとめた書類を作成し、それを税務署に提出。同時に利益に応じて発生する所得税を支払えばOKです。

確定申告の書類は国税庁のHPから作成することができます。
必要事項を入力してプリントアウトすればいいだけなので、とても簡単にできますよ。
確定申告用のソフトも販売されていますので、そちらを利用することもおすすめです。

確定申告は一年分の利益だけでなく、経費も計上する必要があります。

経費とは駐車場を経営するにあたって発生する支出のこと。

アスファルトやコンクリートに舗装した、精算機の電気代、監視カメラや街灯の電気代などですね。

 

これらをまとめて経費として計上することができて、経費は利益から引かれます。
利益−経費=所得となり、この所得額に応じて支払う税金額が決まるのです。
つまり経費が多ければ多いほど所得が少なくなりますので、税金も少なくなるということ。

経費として計上できるものはすべて計上しておかないと、税金を安くできないので注意してくださいね。

 

そして覚えておきたいのが確定申告の種類。

確定申告には白色申告と青色申告があります。
どちらも控除を受けられるので税金対策として見逃せませんが、白は10万円、青は10万円か65万円の控除が受けられます。
どれくらい収益があるのか、また提出する書類内容によって白か青かを選ぶことができますよ。

これを見れば控除額が多い青色の方で確定申告がしたい!と思うでしょう。
しかし駐車場経営は青色申告でする場合、条件があります。
それは事業所得か不動産所得かによって異なります。

 

駐車場経営をしていて、経営者が停めている車を管理し、責任を持つ場合は事業所得。
利用者に車を停めるスペースを提供しているだけで責任がない場合は不動産所得となります。

コインパーキングによくあるように、駐車場内でのトラブルは個人の責任というのがパーキングでは当たり前。

ですので駐車場経営をする人の多くが不動産所得となるかと思います。

不動産所得の人が青色申告をするには、駐車場内に50台以上の車が停められること、または駐車場が立体駐車場のように建物であることのどちらかを満たさなければいけません。

 

どちらかを満たせる場合は控除額の多い青色申告がおすすめです。
ただ多くは平面に10~20台ほどのスペースを確保している駐車場経営者だと思いますので、白色申告の方を検討しておきましょう。

白色申告は提出書類が少なく済みますし、10万円の控除を受けることも可能です。
経費と控除を合わせれば大きな額になるかもしれませんので、どちらも計上して極力支払う税金が少なくなるようにしましょう。

 

確定申告は一年に一回必ずしておかなければならないことです。
でないと税金の未払いということになってしまうので注意してくださいね。
駐車場経営を始める場合は、始める前にかかった工事費などの領収証をもらっておきましょう。

そして毎月の利益はきちんとメモしておいてください。

また電気代なども毎月きちんとメモしておくことが大事です。

 

大体1月ごろから確定申告の準備をしておけば、2月になって慌てて準備をするということもありません。

早め早めに行動しておくことでゆっくり準備ができるでしょう。
分からない点は税務署に行って聞くこともおすすめなので、毎年の確定申告を忘れずに行ってくださいね。